07.6RC造BIMモデリング スラブと屋根の設定

床スラブと屋根を作成する。

基礎のスラブから作成する。
BSをクリックして、作業平面を移動する。ビューは上面に変更する。
作業画面は、通り芯だけを表示、WPスナップONにする。

スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
作図の基準として、外部リンクで通り芯を指定し赤色表示にする。
床の外形を連続線で反時計回りに作図し、各コーナーを線上点拘束で通り芯に固定する。

BIMに戻ると、モデルタブにSketchができているので選択し、床作成ツールをクリックしてSlab(床)に変換する。
Slabを選択し、データタブのプロパティHeight(厚さ)を300に変更する。
反時計回りに作図したので、上方向に押出しになっているので、基礎底版の形状になる。

できたSlabをドラッグ&ドロップでレベルBSに移動する。


B1階の床を作成する。
B1をクリックして作業平面をB1に移動する。ビューは上面とする。
通り芯と、B1階の壁芯図Sketchを表示にする。

スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
外部リンクで、通り芯を指定する。
AからC通りまでの床のレベルがFL±0の範囲を作図する。
概略の床形状を、連続線で時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束と、距離拘束で固定して、床範囲の形状を整える。
拘束で固定できたら、閉じるで一度BIMに戻る。

もう一度スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
CからD通りまでの床のレベルがFL-200の範囲を作図する。
概略の床形状を、連続線で時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束で固定する。
固定できたら、閉じるでBIMに戻る。

BIMに戻ると2つSketchができているので、ひとつずつ選択し床作成ツールをクリックしてSlabに変換する。
スラブは時計方向に作図したので下方向に作成されている。
スラブの厚さは標準200のままとするので、プロパティは変更しない。
Slab002は、FL-200の部分なので、PlacementでZを200下げる。

できたSlab001と002はドラッグ&ドロップでレベルB1に移動する。


1階の床を作成する。
1Fをクリックして作業平面を1Fに移動する。ビューは上面とする。
通り芯と、1階の壁芯図Sketchを表示にする。

スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
外部リンクで、通り芯を指定する。
4-5通り間に床を切抜きたい部分があるので、A-C通り間とC-D通り間に分けて作図する。
AからC通りまでの概略の床形状を、連続線で時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束と、距離拘束で固定して、床範囲の形状を整える。
拘束で固定できたら、閉じるで一度BIMに戻る。

もう一度スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
CからD通りまでの概略の床形状を、連続線で時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束で固定する。
固定できたら、閉じるでBIMに戻る。

BIMに戻ると2つSketchができているので、ひとつずつ選択し床作成ツールをクリックしてSlabに変換する。
スラブは時計方向に作図したので下方向に作成されている。
スラブの厚さは標準200のままとするので、プロパティは変更しない。

できたSlab003と004はドラッグ&ドロップでレベル1Fに移動する。

2階の床を作成する。
2Fをクリックして作業平面を2Fに移動する。ビューは上面とする。
通り芯と、2階の壁芯図Sketchを表示にする。

スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
外部リンクで、通り芯を指定する。
A-C通り間の屋内部分とC-D通り間屋上部分に分けて作図する。
AからC通りまでの概略の床形状を、連続線で時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束と、距離拘束で固定して、床範囲の形状を整える。
拘束で固定できたら、閉じるで一度BIMに戻る。

もう一度スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
CからD通りまでの概略の床形状を、連続線で時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束で固定する。
固定できたら、閉じるでBIMに戻る。

BIMに戻ると2つSketchができているので、ひとつずつ選択し床作成ツールをクリックしてSlabに変換する。
スラブは時計方向に作図したので下方向に作成されている。
スラブの厚さは標準200のままとするので、プロパティは変更しない。

できたSlabはドラッグ&ドロップでレベル2Fに移動する。

R階の屋根を作成する。
RFをクリックして作業平面をRFに移動する。ビューは上面とする。
通り芯を表示にする。

スケッチ作成ツールをクリックして、Sketcherに移動する。
外部リンクで、通り芯を指定する。
屋根の範囲の概略の形状を、連続線で反時計回りに作図する。
図のコーナーを線上拘束で固定する。
拘束で固定できたら、閉じるで一度BIMに戻る。

できているSketchを選択し、屋根作成ツールをクリックして、屋根に変換する。
屋根の外周部に幅250の勾配屋根ができる。

モデルタブで屋根をダブルクリックして、屋根のオプションを出す。
パラメーターを調整する。
奥行は長辺を7000とする。
角度は長辺は16.7度(奥行と角度を入力すると、高さがかわるので高さ2100となるように調整する。)
短辺は切妻 90度。
屋根の張り出しは四周とも2000、屋根スラブの厚みは200とする。

屋根は透明度を60に変更する。

屋根をドラッグ&ドロップでレベルPAに移動する。

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