06.3簡単な住宅モデル 外壁建具を配置する

外壁建具を配置する。

 外壁はプリセットの建具を張り付けていくだけなので、これまでの操作と特に変わったところはない。
 注意点は以下の通り。
1.建具を配置するときは作業平面を配置する壁面に移動する。
2.配置基準点は壁下辺でスナップできる点を見つける。
 スナップできない場合でも移動ツールで高さを正しい位置に合わせる。
3.建具の平面位置は後でまとめて修正するので、適当でよい。

玄関部分の扉から配置する。
扉はsimple door 800x2100
壁の角をスナップ

扉袖壁スリットはGlass doorで代用する。
扉の角をスナップ
400x2100 扉の枠を大きめにセットしてガラスの幅を調整する。

正面の窓は床まで 1800x2100
壁下辺でスナップ

隣の窓は腰壁付き
1800x1200 腰壁900

側面にsimple door
800x2100

裏面は腰壁付き窓
1800x1200 腰壁900
適当なスナップ点がないので、壁隅にスナップ

中央部にOpen 1-pane
800x1200 腰壁900

建具が反転して配置できなかったので、壁面に建具外形が表示されたところでクリック。

窓が上にずれて配置されたので、移動ツールで窓下端を壁下辺まで移動する。
さらに、窓を上方向に900(腰壁高さ)移動して正しい高さに合わせる。

次の面に移動し、Sliding 2-pane
1800x1200 腰壁900
壁の下辺でスナップ

建具の貼り付けができたので、位置を調整する。
作業平面をFloor001(1階)に移動。
ビューを上面に変更し、ワイヤーフレーム表示にする。

建具の中心位置に線を作図する。

ワイヤーフレーム表示にすると、壁の中の建具でも見えている線は選択できるようになるので、建具を選択してビューで確認しながら移動することができる。

玄関部分の建具と袖壁を選択し、壁端まで移動する。

その他の建具も、選択し枠線の中点を起点として、建具中心位置まで移動する。

全ての移動が終わると図のようになる。


2階の建具も同様に配置する。



建具を張り付けたら平面位置を調整する。

全て移動できたら、建具中心線は削除する。


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