01.7壁式 手摺壁と屋外床を作成して モデルを完成(2022/9/27改訂)

(2022/9/27 改訂)
2階床の階段廻りに手摺壁を作成する。
sl2Fを表示にして、2Fの壁は非表示にする。
2F床面を選択し、作業平面を移動する。

階段開口のまわりに、壁のベースオブジェクトになる連続線を作図する。


作図したWireを選択して壁作成ツールをクリックする。
作成した壁のプロパティで、基準をLeftにする。
高さは900とする。
幅は100とする。



2階の屋上に手すり壁を作成する。
レベル1をダブルクリックして作業平面を移動する。
スラブオブジェクトは非表示にする。

屋上部分の周囲に手摺壁のベースオブジェクトを作図する。
煙突部分は、750x750の正方形を作図する。


煙突は、正方形を選択し、Extrudeツールで4500押出しする。
壁はWireとLineを選択し、壁作成ツールをクリックする。
プロパティで壁厚 100、高さ 1100、 位置をLeftとする。

手摺壁は対応する壁グループ(wall2FEX、wall2FIN)に移動する。



■屋外の地盤面
 地盤面の作成は敷地条件によって異なるので決まった方法はないが、今回は建物の接地ラインを外側に拡幅する形で地盤面を作成する。

B通り側から作成する。

1階2階壁位置図は必要ないので、非表示でよい。
2階壁も作業の邪魔になるので非表示にする。

B通りの壁面を選択し、作業平面アイコンをクリックして作業平面を移動する。

Line作成ツールで建物接地ラインの始点終点をクリックし、Lineを作成する。
作成したLineを選択し、押出しツールをクリックする。
押出し量は 6000とする。

次に、1通り側に移る。
1通り壁面を選択し、作業平面アイコンをクリックして作業平面を移動する。
勾配部分があるので、連続線で接地ラインを作成する。
B通りで作った敷地端部から初めてB通り、そこから勾配で階段上部まで基準線を引く。

作成したWireを選択し、押出しツールをクリックする。
押出し量は 3000とする。

E通り壁面を選択し、作業平面アイコンをクリックして作業平面を移動する。
勾配部分があるが、接地ラインは直線なので、Lineで接地ラインを作成する。

作成したLineを選択し、押出しツールをクリックする。
押出し量は 6000とする。

6通り壁面を選択し、作業平面アイコンをクリックして作業平面を移動する。
接地ラインは建物端部から敷地端部までの直線とする。

作成したLineを選択し、押出しツールをクリックする。
押出し量は 6000とする。

レベル0で残っている地盤面に長方形で面を作成する。

作業平面をレベル1に移動する。
階段上のスペースに長方形で面を作図する。


FreeCADの階段作成ツールでは、最上段の立ち上がり面が(蹴上)が作成されないので、レベル1との間に隙間ができている。
この隙間を埋めるために、階段上の面はスラブ状の厚みのある面にする必要がある。

作成した長方形を選択して、Extrudeツールで逆方向に200押出してソリッドにする。

グループ作成ツールをクリックする。
グループラベルをsiteとし、作成した地盤面のオブジェクトをドロップする。

オブジェクトの表示、グリッドの表示を調整して完成とする。


以上で壁式住宅の練習を終了する。
今回は初めてで説明が多かったので、かなりの回数に分かれてしまったが、実際にはそれほど時間のかかる作業ではない。

次回は円形の建物に挑戦してみたい。

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