01.1壁式 通り芯と壁芯 セットアップと軸ツールの設定(2022/9/27改訂)
■作業ウインドウの背景色の変更
FreeCADの標準の背景色は暗いので、明るい色に変更する。
メニュー>編集>設定>表示の色タブ>背景色 グラデーションの色をクリックして色選択ウインドウで明るさを調整する。
■標準設定を変更
モデリングを練習している途中で、標準設定を変えた項目があるので説明をしておく。
設定を途中で変更して適用またはOKをクリックしても、それまでに作成したデータには反映されないので、標準設定はモデリングをする前に変更しておく。
メニューバーの編集から、設定ウインドウに入る。
・標準> 標準> 起動:「起動後に自動ロードされるモジュール」をBIMに変更
・標準> ドキュメント> 標準:「起動時に新しいドキュメントを作成」をONにした方がよい。毎回新規作成から始めるのは結構わずらわしい。
・標準> 選択範囲:「対応するオフジェクトが3Dビューで選択された場合にツリーアイテムを自動的に展開」をON
*オブジェクトの選択を主にモデルタブで行うので、ビューでクリックしたオブジェクトがモデルタブで直接見えるようになって便利である。
・Arch> 全般的な設定> オブジェクトの作成:「壁の自動結合」はOFF
*ONの場合、壁のコーナー部を結合処理してくれるが、建具の配置に失敗した場合などにつながっている壁がすべて消えてしまうので、OFFにしておいた方が都合がよいことが多い。
これも慣れてきたらONでよい。壁を結合してくれることもメリットの一つである。
・Sketcher> 標準> Sketcher:「グリッドの表示」はON
「グリッドサイズ」は100mm
「グリッドにスナップ」はON
・Sketcher> 標準> 標準:「Escキーでスケッチ編集モードを終了できます」をOFF
*ESCキーで間違ってビューにもどるのを避ける。
■スナップの設定
初期画面でスナップの設定と作業平面の移動を確認しておく。
スナップはツールバーのなかのアイコンでON/OFFを決定する。
端点、交点、グリッド、Working Plane(作業平面)は常にONでよいのではないか。スナップアイコン領域の左端の鍵アイコンでスナップの一時的なON/OFF切替えができる。
■Working Plane(作業平面)の移動
建築モデリングを始める前に、必ず作業平面を決定する。(通常は上面XY平面でよい。)
作業ウインドウで面を選択していない状態で、ツールバーの作業平面の作業平面アイコンをクリックすると、作業平面の選択ウインドウが開くので、作業平面を選択できる。
FreeCADは、自動にしていなくても作業平面が作業中の面に勝手に移動することがある。
作業する面に移動するならいいのだが、視線方向と垂直な面に移動することがあるので、3Dビューで作業していると、モデルが想定外の変形をすることがある。
その場合は、作業平面が移動していることが多いので、全体表示でグリッドが傾いていないか確認した方がよい。何回繰り返してもうまくいかない時に、グリッドが傾いていたことが多くあった。
特に、建具の配置、移動複写等は、作業したい面に作業平面を移動してから操作する方が間違いが少ないように感じる。
作業ウインドウにモデルがある場合、面への移動は移動したい面をクリックして選択してから、ツールバーの作業平面アイコンをクリックすれば、グリッドがその面に移動して作業平面が移動したことが確認できる。
レベルの移動はモデルタブの中の、レベルオブジェクトをダブルクリックして行う。
レベルオブジェクトをダブルクリックすると、作業ウインドウでグリッドの位置がそのレベル表示の箇所に移動することがわかる。
■壁式住宅の練習
これからモデリング練習をするが、セットアップの細かい設定方法については説明しないので前回までの説明を参照すること。
■BIMプロジェクトセットアップ
BIMモデリングをするために、基準となる通り芯とレベルを作成する。
BIMプロジェクトセットアップのアイコンをクリックして、ウインドウを開く。
ウインドウ内の数値は次のような設定とする。
建物の大きさは24m×24m
V軸(縦) 6×3000
H軸(横) 5×4000
階数 3 ×高さ3000
下の2項目はOFF
今回は、階高を変更する予定はなく、水平軸を基準にして作図することもないので、水平軸は作成しない。
WPproxyは、作成した時の作業平面の位置と、視線方向、オブジェクトの表示状態を保存し、ダブルクリックすると、その状態に戻る。同じ作業平面の見え方で作業をしたい場合にWPproxyを作成しておくと、いつでもその作業平面の状態に戻ることができる。
必要な時に作成すればよいので、セットアップで作成しなくてもよい。
以上で[OK] をクリックして、通り芯とレベルを自動生成する。
今回は水平軸を作成していないので、レベルオブジェクトのビュータブでFontSizeを300に変更してビューの表示でレベルができていることを確認しておく。
■通り芯、壁芯の整理
1.通り芯:通り芯符号をつけたい通り芯だけを作成する。
横軸を基準点からの離れを2000として、以下3000、4800、4800、6300とする。
縦軸を基準点からの離れを2000として、以下1800、8400、3000、1800、4800とする。
軸線の位置が整理できたら、バブルと符号のサイズを300にして、符号位置も調整して通り芯の表現を整理する。
2.壁芯を作成する
壁芯は後でSketcherで壁芯図を作成するので特に必要はないが、軸を自分で作る練習になるので、作成しておく。
今回は、作成するが、今後はどうしても必要なものではないので省略してもよい。
Sketcherでは、基準線からの寸法を指定して作図することができるので、壁芯はあれば便利だが、ないと困るほどのものではない。
縦軸(壁芯)の作成
軸作成アイコンをクリックしてビューに縦軸を作成し、Placementを使って基準となる通り芯の交点まで軸線を移動する。(PlacementでX=2000、Y=2000とする)
軸線の長さを19mに変更した上で、軸線の位置を図のように設定する。
(通り芯も含めておいた方がわかりやすい)
0、1800、2100、1500、4800、1200、1800、300、1200、300、600、4200とする。
横軸(壁芯)の作成
軸作成アイコンをクリックしてビューに縦軸を作成し、Placementを使って基準となる通り芯の交点まで軸線を移動する。横軸にするため90度回転する。
PlacementでX=22000、Y=2000 Z軸回転を90とする。
軸線の長さを20mに変更した上で、軸線の位置を図のように設定する。
0、3000、1800、1500、1500、1200、3600、2700、3600とする。
以上で、通り芯、壁芯は完成する。
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