Tips集【基本操作】BIMワークベンチ グリッドの人物を非表示にする

 Draftワークベンチは、標準ではグリッドを表示するようになっている。これにBIMワークベンチをインストールすると、グリッド表示に人物の輪郭が表示されるようになる。

v.0.20から、メニュー>編集>設定のDraft>グリッドとスナップの中に□Show human figureオプションが追加されたので、これで人物の表示非表示を制御できるようになった。


建築用設定 グリッド間隔100の場合
左隅に人物の輪郭が自動的に表示される。

ところが、人物の大きさは実寸になっているので、建築以外のモデリングのためにグリッド間隔を小さくしても人物が小さくなることがない。

プリミティブ用設定 グリッド間隔1の場合

Homeビューを呼出したとき、本来であれば画面上のオブジェクトまたはグリッド全体を表示するはずの操作が、人物を含む画面になり作業中のオブジェクトが極端に小さくなってしまう。

グリッドを使わないでPartワークベンチで作業していても、Draftワークベンチのツールを使うと自動的にグリッドが表示されてしまう。



これを回避するために、人物を非表示にする方法を記録しておく。

1)メニューバーの編集>設定>Draftに移動する。

2)グリッドとスナップタブのグリッドの項目で、□グリッド線を表示をOFFにする。










3)OKで戻ると、次回起動時から設定が有効になり、グリッドに人物が表示されなくなる。

この時に、グリッドの廻りの枠も表示されなくなる。













上の2)の設定で、□常にグリッドを表示をOFFにすると、DraftまたはBIMワークベンチのツールを使用中だけグリッドが表示され、操作が終わるとグリッドが非表示になる。

Homeビューや全体表示が、グリッドに影響されないので、こちらの方法でもよい。



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